フォトアルバム
Powered by Six Apart

« 2011年5月 | メイン | 2011年10月 »

2011年9月

2011年9月24日 (土)

臨時ニュース

なんとなんと!あのブラインド・ブレイクの死亡証明書と
お墓が発見されたそうですぞ!

http://www.sociofocus.com/2011/09/23/arthur-blind-blakes-death-certificate-finally-found/

ダン・ピケット

Cimg1458

本日は、一部のコアなブルース愛好家に絶大な人気を誇るダン・ピケットさんのアルバムのご紹介。1949年にGothamレーベルに吹き込んだ14曲の作品が収められております。(そのうちの10曲は5枚のSPとして発売〈推定各500枚程度のプレスやて〉され、残りの4曲はお蔵入り物)どの作品も、原曲はどれも他人のものから借りておるのですが、自分のスタイルとして完全に消化してはる所は実に素晴らしい!
かつては、この人の正体をめぐって研究家の間では、「テキサス出身の人ちゃうけ?」「いやいやカロライナあたりの人でまちがいない」「アラバマ産じゃ」と喧々諤々の議論もあったようですが、様々なリサーチを経て唯一残されている写真の発見など、おぼろげながらもその姿が明らかになってきたようでございます。

Danpickettsm

ダンピ・ケット、本名はJames Founty。1907年の8月31日に生を受けて1967年8月16日にお亡くなりになったそうな。生前は、ラフで不安定な当時のブルース・マン達に典型的な生活を送られたようで、調査の結果、実の娘や親類の人たちが見つかったにもかかわらず、具体的な生活の全体像は漠としたままらしい。
娘さんでさえ「お父ちゃんと別れたのは1955年。私が8歳の時やった。おかあちゃんと私の乗ったバスの窓にへばりついて『行かんといてくれ』と涙を浮かべてはった姿を見たのが最後やった。まだ生きてはるのやら、亡くなってはるのやら(涙)・・・」というぐらいですからね。実に身につまされる悲しい話やおまへんか。え?幸せな生活を送ってる自分には関係ない?あ、さよか。

ま、それはともかく、他に判明した事実としては、この方、ハーモニカも得意だったらしく、フロリダのラジオ局でバンブル・ビーという芸名で活躍してた事もあったんやと。それと、亡くなる前の何年かはアラバマの白人富豪の下で世話になり、葬儀にも多くの多くの白人が参列したんやと。

ダン・ピケットが1回こっきりのセッションで残した珠玉の作品が集められたこのLP。見かけたら即、購入いたしましょう。(CDも出てるのか?)


YouTube: Dan Pickett Ride To A Funeral In A V-8



YouTube: 99and1/2 ~ Song by Dan Pickett ~ Angels by Howard Finster

 

2011年9月17日 (土)

ライトニン・ホプキンスのゴールド・スター盤

Cimg1456

もう半年前の話ではございますが、ライトニン・ホプキンスのゴールド・スター盤SP(652、A面はMad With You、B面がAirplane Blues)を入手いたしました。
戦前のレア物ではありませんが、なにせ泣く子も黙るライトニンの作品とあって、かなり高額のブツと思われる方もおられるかも知れませんが、嬉しい事にリンクを貼らせていただいてる、本邦有数のSPコレクターの木下氏から極めてりーぞなぶるな価格で購入した一枚でございます。もう半世紀前の作品ではございますが、保存状態も良好、音の方もE、どんなに厳しく見てもVG+といった所でせうか。
これからも精進して、貴重なSPをコレクトしていきたいと、ま~、こない思っております。

ところでライトニンといえば、その昔
日本のPヴァインからも発売されていた名作「The Blues according to Lightnin'」がユーチューブにアップされております。
まだご覧になった事の無い方はお早めにどうぞ。
(削除される可能性大)


YouTube: Lightning Hopkins-The Blues according to Lightnin'(part1).MPG

パート2もありまっせ。やっぱりライトニンは最高ですね。泣き倒すビリー・バイザーというハープ吹きのオッサンもなかなかのものでっせ。

2011年9月10日 (土)

WEENIEOLOGY

Cimg1455

以前に何度かご紹介させていただいた戦前ブルース中心のサイト「WEENIE  JUKE」から「寄付ありがとさん。おおきに。お礼を送らせてもらいまっさ。」とCDが届きました。「日頃から無料で聴き放題、リクエストのやり放題では気ずつない。せめて何がしかの協力をせねば」と45ドル程を送金させていただいたのですが、え?なんです?『最初からCD目当てやったんとちゃうんけ』ですと?
う~む。それを言われると辛い。

ま、それはそれとして、このCDですが、フィル・ホーキンスという方のSPコレクションを基に作られておるそうで、なかなか聴きごたえのある中味となってまふ。

必殺ワンマン・バンド・スタイルでお馴染みのジョー・ヒル・ルイスのコレとか、スヌーキー・プライヤーとエディー・テイラーをバックに頑張るウイリー・ニックスのコレとか、謎のオーティス・ハリスとか、ハワイアンのキング・ナワイまで収録されているこれらのCD。「僕も欲しいな。」「私も聴きたいわ。」と思われる方は、奮って寄付をいたしませう。

ただし、20ドル以下ではステッカーだけしか送ってくれませんので注意が必要です。20ドルから39ドルを寄付する人は、戦前物のCD2枚もしくは戦後物CD2枚のうちの好きな方が、大枚40ドル以上の人は、4枚全部とステッカーがもらえます。


2011年9月 3日 (土)

チャーリー・ジャクソン

Photo

糞暑い夏もボチボチ終焉に向かいつつあるという事で、久方ぶりのblogの更新でございます。(え?もうポックリとあの世へ行ったと思ってた?あそ。)

そこで、本日はParamount社の看板スターの一人であった「パパチャーリー・ジャクソさんについてご紹介いたしませう。ブルースの歴史を辿れば、この人のレコードが予想外に黒人大衆に受け入れられた事がきっかけとなり、後のブラインド・レモン・ジェファーソンやブラインド・ブレイク達の大ヒットが生まれ、男性の弾き語りによるブルースが全盛を迎えるというわけであります。そういう意味からとても重要な位置を占める方なのではありますが(この人が路上で歌っていた所をスカウトしてきたメイヨー・ウィリアムスさんも偉い!)、なぜか本邦では、いや世界的に見ても、もひとつ人気がありません。「なぜだろう?」と私なりにその原因を考えたのが、チャーリーさんが主に使用している楽器がギターではなく、 Gibson GB-4 というギター・バンジョーだからでは?という所でございます。(バンジョーとどこがちがうねん?とは聞かないでね。よく知りません。)「シェイク・ザット・シング」や「ソルティー・ドッグ」などのアップ・テンポなダンス・ナンバーはともかく、多彩でデリケートな表現がこの楽器では難しいのかと思うのであります。

ま、それはともかく、この方、マ・レイニーやルシール・ボーガンなどのバッキングを務めたりもして結構な数の録音も残してるのですが、その正体については例によってよくわかっておりません。パラマウント社が1927年に発行した40ページのブックレットの中で写真入りで簡単に紹介されているはなはだ漠とした情報(上の画像)だけで現在にいたるまで、「おそらくニューオリーンズ生まれで、メンフィスあたりでも生活した事があるのではないか」という推測ぐらいが関の山状態でございます。

ただ断片的に「全くの文盲だったために、新曲を吹き込む時は、横に座った人間に耳元で歌詞を囁いてもらった」とか1930年代の終わり頃にシカゴ・リバーに身を投げてお亡くなりになった」とかいう噂話が残されてるんやと。

Paramount_1

↑やっと手に入れた有名人?のparamount盤。


YouTube: Papa Charlie Jackson - I'm Alabama Bound

これも行っとこか!


YouTube: Papa Charlie Jackson and Blind Blake Part 1 (Blind Blake, October 1929) [Remastered]