フォトアルバム
Powered by Six Apart

« ロンサム・サンダウン | メイン | 遂に憧れのSPが・・・ »

2010年10月31日 (日)

The Musicians, The Records & The Music Of The 78 Era

Cimg1381

本日は久方ぶりの書籍のエントリー。ご紹介するのは今年、英国のフロッグ・レコード社から出版された「The Musisians、the Records & The Music Of The 78 Era」でございます。表紙がオーパル・クーパーという私には馴染みの全く無い人物の写真なので「ひょっとしてジャズ関係の記事ばっかりとちゃうやろか?」と心配したのですが、ルーズベルト&ウアロイのグレイブス兄弟についての最新の研究(クーニー・ボーンではないか?という写真も掲載されてます)やパラマウントのメタルマスターの行方を追跡したAlex Van Der Tuuk氏の力作、さらには、20世紀初頭アメリカの激動時代に生きたヘンリー・トーマス(ラグタイム・テキサス)についてのロマン溢れる記事などブルース・ファンにとっても見逃す事の出来ない内容となっております。また、珍しい写真やポスターなども満載されており、見てるだけでも十分楽しめるのではないでしょうか。ただ、どうでもええイラストが8ページも載せられているのはちょっとどうかと思いますが・・・・。それと、ジャズ方面には全く無知な私にとってはトーマス・モリスとかオスカー・バーニー・ヤングとか言われても誰のこっちゃ抹茶に紅茶という所が残念無念でごじゃります。

ま、それはそれとして、一番興味をそそられたのが、あのブラインド・レモン・ジェファーソンの近年発見されたという「死亡証明書」の写真!

Cimg1382

「年齢:だいたい40ぐらい」「職業:盲目」などという実にエエ加減な記録ですが、死亡日時や死因もこれでやっと確定したようですね。

それにしてもこれまで、『あの人は太りすぎが原因で窒息死したんやで』(ルーブ・レイシー)とか、『ギターのチューニングしてる時に心臓マヒでポックリと・・・』(デビッド・ミラー)とか、『交通事故で死にはったと聞いたで』(サン・ハウス)とか、実に怪しげな話が乱れ飛んだもんですな。

ということで、本日は最も古い世代に属するブルース・マン、列車に飛び乗り放浪生活を送ったヘンリー・トーマスの演奏をどうぞ。ギターと素朴なquillsの弾き吹き語りです。


YouTube: Henry Thomas - Fishing Blues

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/347067/25325487

The Musicians, The Records & The Music Of The 78 Eraを参照しているブログ:

コメント

どうもです。
この本、ボクも入手しようと思いつつ、グダグダして、また、入手しておりません。
はよ、なくなる前にはよ買ってまおっと。

このFrog Blues&Jazz Annualは、果たして、78Quarterlyの跡を継ぐ本と成りうるのか?楽しみです。
あっ、78Quarterlyも終わったというアナウンスはされていませんね。

木下さんへ>
あれ?まだ買っておられませんでしたか。
執筆者として山崎さんも名を連ねてるかも、と購入したんですけろね。
しかし、ジャズ関係の記事も結構面白そうですよ。
good

わお
面白そうな本ですね!
んでも、これって英語ですよね?
ん~・・・読みたいけど・・・。

写真が小さくて、書いてある文が良く見えないのが残念です。シカゴと書いてあるのは、死亡場所なんでしょうね。あと、真ん中あたりの、Robert Jeffesrsonというのは、誰なんでしょう。
職業:盲目…盲目もお仕事だったんですね。深読みすれば、少しは目が見えたレモンさんが、全盲を装っていたという含みでしょうか。 なんてね。


オギテツ

ワぉ
(以下 ケンさんと同意見ですが)
トーマス・モリスはブルースメンに近い
クラリネト屋さんで「探して ぎょーさん聴きなはれ」
てな事をあの方も言っておられた気がしますデス。

ken-Gさんへ>
英語ですが、写真やイラストを見ながら読んで行くとあら不思議
いつのまにやら、ズンズン先に進んでいきます。
お腹がすいた時に、嫌いなものでも思わず食べてしまう感じでっせ。moon1

オギテツさんへ>
Robert Jeffersonですが、Robertaの誤りみたいです。
ちなみに何が書いてあるかというと
Died in street 3700 block of Rhodes Avenue.
Name:George Jefferson Residence:3754 Rhodes Avenue
Male.Colored.Divorced. Husband of Robert(sic)Jefferson.
Date of Birth:Unknown. Occupation:Blind.
Birthplace:Dallas,Tex. Information:Emma Jackson.
P.O.Address:3754 Rhodes Filed:1929 Dec 20 PM 12 55.
Cause of Death:Probably Chronic Myocarditis.
Autopsy:No. Statement of Land Lady Emma Jackson.
Date:Dec 20 1929. Place of Burial:Wortham.
Date:Dec 29 1929. Undertaker:S.F.Jones.Address 460&35st.
となってます。筆者は Robert Jeffersonというのは1927年に結婚した
妻のRoberta Ransomではないか、と考えているようですが・・・。
ちなみに、これまでレモンさんの本名が「ヘンリー」と考えられていたので発見も遅れたみたいです。
いや~、まだまだ不明な事も多い戦前ブルースマン達。
下手なミステリー小説よりもワクワクします。noodle

ドクたさんへ>
トーマス・モリスさんの記事、10ページにおよぶ詳細なディスコグラフィー付きで書かれてるんですが、もひとつ知らない人なので、『1929年の「セントルイスブルース」というフィルムに一瞬映ってるのでは?』とかいわれてもピンと来ません。ま、たとえば『ドクタはんの女性遍歴』てな記事なら性根据えて読もうという気も起りますが、全然知らない『島根の●×太郎兵衛平』さんの自叙伝なんて、さっぱり興味が湧かないのと一緒ですね?

わざわざ、詳しい情報、有難うございます。

道に倒れて亡くなっていたようですが、死亡原因は心臓の病ですねぇ。
今までまことしやかに言われていた、「吹雪の中で迷って死んだ」ってのは、やはり、語り部たちの脚色だったんでしょうか。
ロバート・ジョンソンの死因もこりゃ、新説が出てくるかも。

おぎてつ

おぎてつさんへ>
あ、吹雪の中で死んだというのは本当みたいです。亡くなった
日のシカゴは記録的なブリザードに見舞われたらしいです。
この年の寒さは厳しかったみたいで、テキサスに住んでたレモンの近所の女性も、あまりの寒さに葬儀に出かけることも出来なかったという事らしいです。
ただ、「道の迷って」というのは怪しくなってきましたね。家のすぐ近くで亡くなってるみたいですよって・・・。snow

バビロン55さん 

おじゃまします
いやあ、悲惨ですね、、、(-_-;)当時の黒人の方々は、みなさん
ろくな死に方をしてないですよね、
黒人というだけで、、、
真冬のシカゴは、今でも氷点下の
世界のようですね、、、(-_-;)
貴重な資料、ありがとうございました

おじゃましました  では股

Yahooブログのおいやんさんのブログより、お邪魔しました。
はじめまして、矢吹丈と名乗らせていただいている、ブログとブルース初心者です。
よろしくお願いします!

ブラインド・レモン・ジェファーソンさんの死因について
貴重な情報を教えていただきありがとうございます!

第二次世界大戦前の記録ですもんね。まさにミステリーですよね。
日本の戦後の年金記録に近いくらい謎だらけってことなんでしょうか・・・。

しかしながら、スッキリした気分になりました!
ありがとうございました!

おいやんさんへ>
そうですね。畳の上、いやベッドの上で平安のうちに亡くなった人って少ないですね。ま、我々はよっぽどの事が無い限り悲惨な事にはならんと思うので、前向きに残りの人生を歩みませう!drama

矢吹丈さんへ>
初めまして。(実は、ちょくちょく覗かせていただいてたのですが)戦前ブルースにまつわる謎は、まだまだ不明な部分が多く、色々と研究されてる方々も多いようです。
また、そちらにもおじゃまさせていただきますので宜しくお願いいたします。bell

コメントを投稿