フォトアルバム
Powered by Six Apart

« 2010年4月 | メイン | 2010年6月 »

2010年5月

2010年5月29日 (土)

ブラインド・パーシー・ロビンソンその弐

Maxwellstreet

「ブラインド・パーシー!よ~く覚えてます。当時私はペオリア1221番地に住んでたんですが、パーシーさんは、14番通りにあった4階建てのビルの一室に住んではってね。ごく近所やよってに時々、一人でウチまで訪ねて来はりました。
バディー・ベアやけど、おじゃまするで。」ちゅうてね。自分の事をそう呼んではったんです。『教会でギター演奏の奉仕するのも考えもんやで君。祝福のお祈りをしてくれるのはええけど、1セントも貰えんからな。自宅にいてたら、また頼まれるさかい、しばらくここでゆっくりさせてんか。』といつもボヤイてはりましたな。
家に訪ねて来られた時は、私ら二人だけで部屋の中で演奏して楽しんだもんです。
パーシーさんの奥さんの事もよく覚えてまっせ。マーガレットという名前でね、パーシーさんと一緒にマックス・ウェルストリートで演ってはりました。ダンナのギターとカズーの演奏をバックに唄ったり、缶々手にチップを集めて回ったりしてましたよ。
プライドが邪魔して、私には路上で演奏して金を稼ぐってな真似はできませんでしたがね。その後、私がカリフォルニアに引っ越してからは、長い間パーシーさんとも音信不通状態になってしもたんですが、たしかあれは1975年でしたか、オクラホマの自宅に「いまからそっちに行くで。」とパーシーさんからひょっこり電話がありましてな、住所も教えて待ってたんですが、それっきりになってしまいましたんや。途中でトラブルに巻き込まれて殺されたのか、それとも気が変わってどこか別の所へ行きはったのか・・・・。ずっと気になってますのや。それにしても、ほとんどパーシーさんの事が世の中に知られていないのは残念な事ですわ。いやほんま。

あ、そうそう。以前、シックス・シリンダー・スミスという人物がパラマウントに残した古い作品2曲を聴く機会があったんですけどね、あれを演ってるのは絶対パーシーさんに間違いございませんよ。何百回となく一緒に過ごした私にはわかります。研究家なんかが好き放題な事言うてますけどね。」(ジェシ・ブラウン談)

てなわけで、一時はその存在すら疑問視されたブラインド・パーシーさんですが、その正体も部分的ではありますが、明らかになりつつあるようです。今後のさらなる研究に期待いたしましょうね。

というわけで、本日は無粋な都市計画によって取り壊される以前のマックスウェル・ストリートを偲んで、名物男「ちきん・まん」の映像をどうぞ。


YouTube: Maxwell Street-Chicken Man

2010年5月23日 (日)

ブラインド・パーシー・ロビンソン

Photo

先日のドクタはん所のブログでブラインド・ジョー・タガートが紹介されておりました。
「しもた。このCD紹介しよと思ってたのに。」と一瞬落ち込みましたが、あいや待たれい!それなら、Fourteenth Street Bluesを演ってるブラインド・パーシーはどや?
ということで、本日はこの謎につつまれた人物について、書かせていただきます。
さて、ドキュメントのCDでは「Blind Percy And His Blind Band」名義の2曲
(パラマウント12584)ともが「おそらくブラインド・ジョー・タガートの演奏であろう。」てな事になっておりますが、Coal River Bluesの方は間違いないとしてもFourteenth Street Bluesは、ブラインド・パーシーその人が演ってはるにちがいないという事が最近の研究で明らかになって来ております。
自身のギターとカズー弾き人知れずのバイオリンをバックに歌われる「14番通りブルース」。なごやかな雰囲気を醸し出す曲調でございますが、その歌詞は

I  feel  like  jumping  through  the  keyhole  in  your  door

Told  me  this  morning,  you  did`t  want  me  no  more

I  feel  like  snapping  my  big  gun  in  your  face

Had  the  nerve  to  tell  me  another  man  got  my  place

と裏切った女に対する恨みつらみを暴力的に表現する内容。

その一方で「Been  Listening  All  The  Day」「Going  To Rest  Where  Jesus  Is」では、ジョー・タガートと一緒に殊勝なゴスペルを歌うブラインド・パーシー。

生前の彼を知っている方々の証言からその人となりを想像してみませう。

「ブラインド・パーシーさん?知ってますがな。私のギターの師匠です。あれは、いつやったやろ。ずっと欲しかったギターをやっと手に入れた11歳の時のことやった。8ドルでハリソン通りにあった質屋で買ったんです。空き缶拾いや皿洗いで稼いだ金でね。もちろん中古品ですけどね。ところがチューニングのしかたもわからんわ、付録についてたコード譜の見かたもわからんわで途方に暮れてしまいましたんや。そこで、「近所のパーシーさんやったら教えてくれるんとちゃうやろか?」とマックスウェル街の14番通りにあるお宅まで姉のベシーと一緒に訪ねていったわけでございます。そしたら親切にE A D G B Eとチューニングのしかたを教えてくれましてな、ブギウギのリフを爪弾いてから「まずは、コードを覚えんとあかんよ。これがCのコードや。よく見ておくように。」ちゅうて指導してもらいましたんや・・。」(2002年にピストル自殺で亡くなったジミー・リー・ロビンソン氏談)

「ピンキー・トーマスちゅうオバはん所有のアパートで開かれたパーティーでの話や。全盲のギター弾きでブラインド・パーシーという男を階段で二階まで誘導した後で皆でドンチャン騒ぎしてたんや。禁酒法の時代やったから、ガサ入れ逃れるために表に面した部屋の明かりは消して、酒類は裏窓からロープで垂らして隠すなどして用心しながらな。しかし夜中の12時頃に喧嘩がはじまってな、窓ガラスは割られるわ、ナイフは飛び交うわとえらい騒ぎに発展してしもて、ワシは一目散に逃げ出したわけや。しかしパーシーさんの事を思い出して、「こらあかん」と、もう一度二階に助けに行こうとすると、『パーシーさんなら、もうそこの歩道にいてはりますがな』ちゅうて誰かが教えてくれてね。どうやって逃げ出したのやら・・・。」(ビッグ・ビル・ブルーンジー氏談)

というわけで、続く


YouTube: Lonesome Jimmy Lee (Robinson) - Live 1965

2010年5月15日 (土)

道頓堀行進曲

Image21001

先日の「ちっちさん」とこのブログ記事 は、非常に興味深い内容でございました。
ポータブル電蓄やらピクチャーSPレコード、「ミラノ・ビアンキ」に「BMW」の単車等々
毎度の事ながら、お父上のコレクションには驚かされますが、今回はおじいさんの「片岡正太郎」というハーモニカ奏者の事が紹介されておりました。
「リトル・ウォルターやノア・ルイスやらは知っていても、
本邦で活躍された人物については皆目知らない」というのでは、ちょっと恥ずかしい・・・・。
そこで、ちょっとネットで調べてみるとあの「道頓堀行進曲」のオリジナル盤のバックでハーモニカを吹いておられる方が片岡正太郎氏であることが判明いたしました。
いや~昭和3年、1928年の録音でっせ。(昭和3年といえばアサヒ蓄音機によって日本で最初に電気録音が行われたのがこの年らしい。)
コマーシャルベースに乗せられた、似たりよったりの音楽ばかりが氾濫してる昨今、
こういう音楽がなぜか新鮮に感じられるのは私だけでせうかね?

それにしても勉強になりました。

2010年5月 9日 (日)

春の遠足

Photo

と言うわけで、先週の土曜日、天王寺動物園まで校外学習(遠足とも言う)に出かけてまいりました。「え~!動物園?幼稚園児じゃあるまいし。」「もうちょっと気の利いた場所にして~な。」等々の一部不満の声を宥め賺して実施にこぎつける所までは計画通りに運んだのですが、「四カ国連合真面目女子グループに捕まって?しまい、結構ハードな一日となってしまいました。
「ドウブツエン、キタコトアリマセン。トテモタノシミ。センセイ、アンナイヨロシク。」
「え!君たち動物園初めてあるか?カブールや北京、平壌には動物園無いの?え?あるけど行ったこと無い?よっしゃよっしゃ。まっかせてくださ~~い。」と園内をくまなく引率する事になったものの、これが又大変。質問攻めに合うわ、綿菓子は奢らされるわ、タバコ吸うてる所を見咎められるわ(
所定の喫煙場所で吸うてどこが悪いねん!)と、踏んだり蹴ったりな目に・・・・。

ま、十分満足してくれた様子なので、結果「良し」といたしませう。

Photo_2 Photo_3

↑アジア4カ国女性首脳会議

2010年5月 4日 (火)

信貴山・矢田丘陵越え

Cimg1328

4月の29日、職場の同僚の方々と信貴山へ出かけてまいりました。
今回は大阪側の恩智から初めて登ることでもあり、気を引き締めて臨みましたが、
Cimg1319途中で、イノブタに襲われることもなく、無事に下山する事ができました。

Cimg1320

↑朝護孫子寺にある、たくさんのお経が収められた車。一回転させると、何千回とお経を唱えた効力があるらしい。(なんと、ずぼらな霊験あらたかなことでせう。)

Cimg1321

↑信貴山から望む奈良盆地

そして、本日、娘の様子を探りに?愛車のママチャリで生駒市の菜畑まで出かけることにいたしました。

ルートは富雄川を北上し、第二阪奈道路近くの国道308号を使っての矢田丘陵越え。

Cimg1327

↑「次のような行為って」・・・・消えてしまってます。

Cimg1322

↑かつては、大和と河内を結ぶ幹線道路だった国道308号線。暗がり峠を経て大阪まで行けるぞ!しかし傾斜はかなりキツイ。たまに車もやってくるのですが対向は難しいよ。

Cimg1323_2
 ↑なぜか途中には廃車となったトラックが。ビンテージ物か?

Cimg1324Cimg1325

↑しかし、けっこうキツイ!喉もかわいてきたぞ・・・・。

Cimg1326_2

↑奈良市指定文化財の「追分本陣村井家住宅」。奈良では珍しい宿場建築やて。知らなんだ・・・・。

と、ここまでは順調に来たのですが、その後俄かにポンポンの具合がおかしくなってまいりました。トイレも無く、野◎ソというわけにもいかず、遂に無念のリタイア!

あ~、情けなや。