フォトアルバム
Powered by Six Apart

« 2009年10月 | メイン | 2009年12月 »

2009年11月

2009年11月28日 (土)

ユダヤ戦記

Cimg1237

先日のガロート珈琲での「イノウラトモエ」の演奏に感銘を受けた私は、久方ぶりにフラウィウス・ヨセフスのユダヤ戦記を引っぱり出してきて再読いたしました。
ヨセフスについては、ごく簡単にウィキペディアで解説されているのでお読みいただくとして、ヨセフスが語る
2000年前の戦闘の様子は、実に生々しく、その場に居合わせた当事者意外には決して描けないであろう迫力でございます。

実際、ローマ軍の弩砲や投槍機から発射される岩はうなりをたてながら飛んできて狭間胸壁を打ち崩し、塔の角をこなごなに破壊していた。いかに強力な密集部隊でも最後列まで打ち倒されずにはおれないほどに、大きな石が激しい勢いで飛んできた。
当夜の出来事によって、人々は発射装置の威力をまざまざと知り得るであろう。
城壁の上でヨセフスのかたわらに立っていた者たちの中の一人は機械のえじきとなり、岩にあたって頭が引きちぎられ、頭蓋は三スタディオンも吹き飛んだ。
・・・(略)・・・投石機の威力はかくもすさまじいものであった。機械そのものよりも恐ろしいのはヒューヒューとうなりをたてて物の飛んでくる有様であり、飛んでくる物が標的にぶつかってたてる音であった。城壁の上から折り重なるようにして死者たちが落ちてきては、どさりどさりという音をたて、城壁内からは女たちの恐ろしい叫び声がわき上がり、城外では次々と殺される者たちのうめき声がこれに呼応した。
戦場に面した囲壁はどこも血が滴り、屍を上ってゆけば城壁の上に達し得るほどであった。・・・(略)・・・ヨタパタの市民のほとんどが勇敢に戦って倒れ、ほとんどが負傷し、攻城機類に打たれ続けた城壁は、夜明け近くになってようやく攻城機に屈しはじめた。守備の者たちは、ローマ兵が城壁によじのぼるためのはしごを掛ける前に、崩れた部分を自分たちの身体や武器で補強した。

ということで、ユダヤ人の歴史を学ぶ上で必携のこの書物。興味のある方は、急げ書店へ!
といいたい所ですが、専門書ゆえ6300円もいたします。
近所の図書館で貸し出してもらいましょうね。

2009年11月20日 (金)

Those Cake Walking Babies from Home

Cimg1236

先日、ガロート珈琲店のマスターpeiさんから女性ばかりを集めたコンピものLPを格安で譲っていただきました。ルシール・ボーガンの顔面大写しジャケットでっせ!マッチボックスでっせ!(ミニカーとちゃうよ。)
収録されているのは、メンフィス・ミニーを筆頭にサラ・マーチン、バーニス・エドワード、メイ・グルーバー、メイドリン・デイヴィス、グラディス・ベントリー、アニー・ターナー、ルル・ジャクソンそしてベシー・ジャクソンことルシール・ボーガン。
「あ、あの人かいな。」という人から「誰やねんそれ?」という人まで勢揃い。
昔ブルースを聴き始めた頃に伝説の「サカネ楽器店」で見かけたアルバムで、当時はあまり購入意欲もわかず、すっかり忘れ去っていたのですが、○十年ぶりにやっと手にすることが出来たと言うわけでございます。
「いや~、ルル・ジャクソン、ギターは全く下手っぴやけど、摩訶不思議な魅力の歌いっぷりやな。」「バーニス・エドワードのピアノは、さすがやな。」とか一人で喜んだり関心したりしている今日このごろでごじゃります。
さらに「オマケとして、これも持って帰ってもろてもよろしいで。」ちゅうていただいたのがジョニー・ヤングのブルー・ホライゾン盤!(pei氏の太っ腹に感謝感激雨霰)バックにオーティス・スパン、サミー、ローホーンらの実力者を従えて頑張ってくれてはります。

ところで、皆様先刻ご承知の事とは思いますが、11月21日の土曜日にガロート珈琲で「イノウラトモエ」のライブ&土山氏によるレコード鑑賞会が開催されます。
時間の許す方は、ふるって出かけましょうね。
詳しくはコチラをご参照くだされ。

というわけで、本日のオマケはルシール・ボーガンの究極の猥歌「shave `em  dry」をどうぞ。「ゆーちゅーぶ」に200件を超える賛否両論のコメントが寄せられております。

2009年11月17日 (火)

はやと瓜

Cimg1235

「いや~、今年は沢山できたぞ。バビさんも一つ持って帰りーや。」
「な、なんですのん、それ?」
「へ?知らんのかいな。ええ歳ぶら下げて。「はやと瓜」やがな。浅漬にするもよし、炒め物にしてもよし。歯ごたえが絶妙やで。」
「ほ~。そしたらお言葉に甘えて貰って帰りますわ。」
と言うことで「はやと瓜」なるものを明日、食べてみようと思うのですが、どんな味がするのやら今の所さっぱりわかりません。東北の農家育ちの鬼嫁も見た事すらないらしいので、好奇心半分・不安半分といったところでございます。

ほんまに美味しいんやろか?

ところてん、話はガラリとかわりますが、フィリピンのボクサー「マニー・パッキャオ」が東洋人として初めて5階級制覇を成し遂げたというニュースが報じられました。
なんせこの人フィリピンではとんでもない人気者らしく、オスカー・デ・ラ・ホーヤ戦ではなんと98%の視聴率を上げたという話です。どんだけ強いかはユーチューブの映像でご確認いただくとしても、ゲームキャラクターからとったニックネームの「パックマン」ちゅうのは如何なものか?と思うのは私だけでしょうかね・・。

2009年11月14日 (土)

H君のこと

YouTube: 見上げてごらん夜の星を

故坂本九氏の作品に「見上げてごらん夜の星を」(永六輔作詞・いずみたく作曲)というのがある。若い方でも一度や二度は耳にされて、よくご存じだと思いますが、この歌が定時制高校に学ぶ勤労学生を励ますために作られたものだという事については、案外知られていないのではないでせうか。(恥ずかしながら、かく言う私も長い間知りませんでした。B面の「勉強のチャチャチャ」も全然聴いたこともありませんし。)
なんでのっけからこんな事を書くかというと、いろんな定時制高校の教師・保護者・卒業生・現役生ら有志によって毎年開催されている「夜間高校入学説明会」というのがあるのですが、その時に何度かバイオリンでこの「見上げてごらん夜の星を」を演奏してくれていたH君のことが先月の朝日新聞に紹介されていたからなのでございます。
ありがたいことに彼のファンクラブも結成されたらしく、その記事もホーム・ページに掲載されています。(これをご覧あそばせ。)
「あの時のH君頑張ってるんや。えらいな~。」「Y先生やK先生のような情熱家に恵まれたこともあるやろけど、やっぱりH君を受け入れる定時制高校特有の温かさみたいなもんが彼の可能性を伸ばしたんやろな。」「母校が廃校にされてしまって残念やろな~。」と色々と思うところもあるのですが、この記事を読んで「まだまだ私も頑張らなければ」と決意を新たにした秋の夕暮れでございます。
あ?もう夜中の1時になってもーたがな・・・。

ちなみにH君は本格的なクラシック音楽を中心に演奏されてるようですが、同じバイオリンでも私しゃこっちの方が性に合ってます。メイコン・エドことエディー・アンソニー!やけくそ気味の柄の悪そうな演奏ぶりがたまりませんね。

2009年11月 7日 (土)

太陽光発電買い取り価格値上げ

Cimg1234

この11月1日から太陽光発電による余剰電力の買い取り価格が値上がりし
1キロワット時につき48円になりました。
先月の「大阪湾岸戦争」で“ふんだらり、けったらり”の目にあわれたよこやま氏
もさぞや随喜の涙を流しておられることと思います。
慢性的な金欠病に悩まされている我が家も、多少は恩恵を受けることとなるので
非常に嬉しい。(私のお小遣いには、なんの影響も無いのが辛い所ではありますが・・・・。)
ただ、値上がりになった分を通常の電気料金値上げでカバーするという話なので
それを考えると、ちょっと複雑な気持ちになったりもいたします。
「地球温暖化対策とかなんとか名目をつけてるけど、結局の所は電気メーカーの為の政策とちゃうんかい!」という批判の声も無きにしもあらずとは思いますが、今回ばかりは平にご容赦をつかまつります。ってなんで私が謝らなければならないのでしょうネ?

てことで、本日はニューオーリンズのピアノ弾き「スウィート・エマ・バレット」さんの演奏をどうぞ。見てくれはちょっと何ですけど、足につけた鈴をシャンシャン鳴らしながら味のある弾き語りを披露してくれてはります。この人のことは、よく知らないのですが、山崎さんやドクタはんならよくご存じだと思います。
曲目は「誰にも私のジェリーロールはあげないわ」。
え?別に欲しくない?遠慮する?
し、失礼な事言うたらあきまへんがな。ほんまにも~。

2009年11月 1日 (日)

高野山町石道踏破

Photo

2009年10月31日の午前8時過ぎ、南海電鉄九度山駅に不審なオッサン5名が集結していた。(いっちゃん右の方はでんでん知らない人)
これから、高野山までの21キロメートル・所要時間7時間のハイキングコースに挑もうというのである。
「もちろんバビさんも行くやろ?60過ぎのワシでも行くねんからな。」
と誘われたので、しかたがない。職場での日頃の付き合いもあり、私も参加させていただくことになりました。
「何度も登ってますけど、大したことありませんよ。」というY先生の言葉を信じて頑張るぞ!
Photo_2

てなわけで、九度山の街並みを抜けて慈尊院からスタート。ゴールまで1町(109メm)ごとに立っている石塔180本を目印に出発!
Photo_3

しかしいきなり、けっこうキツイ山道が続く。大丈夫か?

Photo_4

眼下には紀ノ川の流れ。「けっこう歩いたな。」と思えども、石塔の示す数字はまだ170番台。あらら~~。

Photo_5

歩くこと約1時間半。はやくも遅れ始めるオッサン達。ペースを合わせてたら
自分も疲れるので、ここは非情に徹して先に行かせてもらうことにする。

Photo_6

ようやく途中の展望台に到着。景色が若干霞んでいたので、案内板で堪忍。
疲れと、尿意でデジカメを撮ることを忘れる。石塔の数字は50番あたり。

Photo_7

「やったー!」最後の急斜面を登り切り、やっと高野山大門に到着。
しかし、待てど暮らせど後続の3名は現れず。
「ひょっとして遭難か?」「熊に襲われたのか?」と心配になるが、1時間以上遅れて16時30分頃に到着。約1名が途中で足を痛めたのが原因らしい。

「何はともあれ、全員がゴールできた事は喜ばしい。よかったよかった。」てなわけで、また来年もという話も浮上してきました。
皆様もお暇な時に、お出かけになられてはどうでしょうか?
私は、もう2度と行く事はないでしょうけろ。
ちなみに、ルートマップはコレです。