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2009年8月

2009年8月29日 (土)

ブラインド・ルーズヴェルト・グレイヴズ

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というわけで、本日は戦前物。盲目のギタリスト、ルーズヴェルト・グレイヴズの全作品(パラマウント15曲。ARC6曲。)を収録したドキュメントのCDのご紹介。ミシシッピといえば、なんといってもデルタものに関心が向きがちでございますが、たまにはこの手のバンドものもいかがでしょうか?バックを務めるピアニストのウィル・イーゼルやクーニー・ヴォーン。タンバリンで援護射撃に当たる弟のウーアロイ・グレイヴズ。小編成とはいえ、バンドの作りだすドライヴ感は最高でございます。

「ミシシッピ・ジューク・バンド」名義で1936年に吹き込まれた、グレイヴズ兄弟とクーニー・ヴォーン3名の演奏をとりあえず聴いてください。(蓄音機も上等ですね。)

YouTube: Mississippi Jook Band plays Barbecue Bust 1936 Victor Credenza

残念ながら、この兄弟についてはミシシッピの中南部あたりの出身で路上や、あっちゃこっちのジューク・ジョイントで演奏してた事ぐらいしかわかっておりません。一方のクニー・ヴォーンさんでございますが、あのリトルブラザー・モンゴメリーが「最高のピアニストの一人やったな。」と回顧してた様に、仲間内では非常に高い評価を受けてはったみたいです。(残念ながら自己名義の作品は全てオクラ入りになってしまったようですが・・・。)このあと、殺人罪でアラバマ州刑務所に服役。最後は線路に寝てて轢死してしまいはったという話です。(合掌)

それからこのCDの1曲目「セントルイス・ランブラー・ブルース」ですが、途中で針飛びしとります。(マスターのSPが1枚だけしか存在してないので、しかたがありませんが。)ドキュメントレコードの経営者になりかわりお詫び申し上げます。

2009年8月25日 (火)

筋肉増強!

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最近のお袋の心臓手術や愛犬の死などによって、命についていろいろと思いめぐらす事があったのですが、「あ、ワシもええ歳したオッサンや。健康管理にはこれまで以上に気を配らなければ。」と悟りました。(今頃かい。)
そこで大枚4340円をはたいてプロテインを購入し、筋骨隆々たる肉体改造を目指すことといたします。しかし、そのためには当然のことながらウェイトトレーニングなどを行う必要があるのですが、まだまだ残暑厳しき折、それも暑苦しい。
というわけで当面は、体重増加を第一目標として頑張りたいと思います。ま、一日2回、21グラムずつ摂取するだけですが・・。

ただの「モノグサ」の戯言という話もある。


2009年8月17日 (月)

さゆり逝く

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我が家の愛犬「さゆり」が14歳の生涯を終え、天に召されました。
この一週間ほど、食事も食べず、一日中ほとんど横たわっている状態だったので
覚悟はしていたのですが・・・。寿命とは言え、やはり家族の一員がいなくなってしまうのはつらいものがあります。
昨日の夜は、みんなで庭に穴を掘って亡骸を埋めて弔ってあげました。
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2009年8月12日 (水)

ミスター・フルブライツ・ブルース

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本日は、黒人レコード会社の社長兼タレント・スカウト兼レコードセールスマン兼ドラマーとして音楽ビジネスで活躍したフルブライト氏の「エルコ」レーベルの音源を集めた2枚組オムニバス盤のご紹介。(1976年に日本のPヴァイン・レーベルから発売)。
フィリップ・ウォーカーやエルモン・ミックル(ドリフティング・スリム)、ジェシー・フラーなどの有名どころ?以外にサン・ティルス、ウィリー・イーガンスジミー・ノーレン、名無しの五兵衛といった無名に近い方々のレアな作品も収録されており、珍しい物好きには堪えられない内容となっております。しかし、これを買った時は「あ~、Pヴァインもせっかくカルビン・リーヴィ→オーティス・ラッシュ→ジョージ・スミスと、ここまで順調に売上を伸ばしてきたのに・・・。こんな売れそうにもない2枚組では倒産必至とちがうやろか?」と他人ごとながら心配したのですが、流石は耳の肥えた本邦のブルース・ファン、めでたくプレス分は完売となったようです。(知らんけど)

ビッグネームの作品もええけど、ブルースがまだまだ生活の中で息づいていた頃の「黒人の黒人による黒人のための」こてこて音楽を聴いてみたい。という方には必携の作品と思います。

ということで、1959年にその「エルコ」に吹き込んだHEELO MY DARLINGがデビュー作品となったフィリップ・ウォーカーさんの演奏をどうぞ。(歳いってもまだ頑張っておられるようですね?)

2009年8月 5日 (水)

時計を買った

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PCのハードディスクがお逝きになったのに続き、愛用?してた525円の時計まで電池切れとなってしまいました。しかし1000円出して電池を交換するのも片腹痛い。
そこで、ここ3年程、電池切れのために休養していたシチ○ン社製のEXCEED君に再登板していただくべく時計店まで出かけてまいりました。
「電池の交換お願いします。ついでにベルトも・・・。」
「わっかりました。ゴソゴソ、モソモソ・・・。あれ?ありゃ~?。」
「い?」
「動きませんがな。電池換えてもピクリとも反応がありまへん。」
「え~~~!けど、これ買った時、けっこう高かったんでっせ。」
「高いも安いも関係おまっかいな。これは、修理に出さんとあきませんな。」
「あっちゃ~。それでどのぐらいの費用がかかります?」
「1万2000円は、最低かかりますわ。」
「・・・・・・・。」
「高いと思いはるんやったら、そこにある時計でも買いはったらどないだ?どれでも2000円!修理代で6個買えまっせ。」
「6個もいらんけど、そしたらコレでお願いします。」
「毎度あり~~。」

てな具合で、結局新しい時計を買わされる羽目になってしまいました。
ASSEMBLED IN CHINAやて。  大丈夫か・・・。
ま、ブランド物ではないけれど、当分の間は使えるでせう。

というわけで、本日のオマケは、ブランドはブランドでもボビー・ブランドでどう?
必殺のうがい(痰吐き)唱法が炸裂いたします。
え?blandとbrandで綴りがちがう?カタカナやったらいっしょでんがな。

YouTube: Bobby Blue Bland - Live In Chicago (3 of

西田敏行とちゃいますよ。念のため。

2009年8月 3日 (月)

ジェローン・“ジェイ・ドッグ”・パクストン

本日は、新進気鋭のブルース・マン、ジェローン・“ジェイ・ドッグ”・パクストンのご紹介。「誰やねんそれ?聞いたことも見たこともないぞ。」という方々も多いかもしれませんが(私も、昨日までは全然知りませんでした)、なかなかの逸材と思います。
まずは、楽しいジャムセッションの映像をどうぞ。

YouTube: PT Blues: Jarron Paxton 204 Jam

ね?若干20歳の若者には見えない堂々たる演奏ぶりでしょ?
4年前に視力を失うという悲運に見舞われたそうですが、ぐわんばって欲しいものでございます。

ということで、本日のオマケは一昨年に行われたインタビューの抄訳
(ただし、私流の訳なので正確性についてはノークレームでお願いします。)

「生年月日と生誕地について教えてくらはい」
「1989年1月26日にカリフォルニアはロスアンジェルスで生まれました。」
「ロバート・ジョンソンと血縁関係にある事について、いつ、どのようにして教わりました?」
「お祖母ちゃんとブルースのドキュメント番組(マーチン・スコーセスの作品)を見てた時の事ですわ。ちょうどサン・ハウスとチャーリー・パットンの曲の間に、ロバート・ジョンソンの曲が流れましてな。」
「ふむふむ。」
「その時、お祖母ちゃんに『苗字がジョンソンやから、この人、ばあちゃんのお兄さんちゃうん?』と冗談半分で言ったところが、『ちゃうがな。又従兄やで。』という返事ですがな。お祖母ちゃんの父親がロバート・ジョンソンの実父ノア・ジョンソンの従兄やったんやと。」

「身内や家族の中でロバート・ジョンソンについて語った人は他にいてました?」

「いや。お祖母ちゃんだけやね。ちょうどお祖母ちゃんが10歳の時にロバート・ジョンソンが殺されたらしくてね。お祖母ちゃんも父親から『あの男は、邪悪なjuju magicによって殺されるにちがいない。』という話を聞かされた記憶ぐらいしかないらしいですわ。」

「なるほど」

「それに、家の中ではブルースやブルースミュージシャンについての話は、父親から厳禁されてたもんでね。ま、実際のところ、父親以外は皆ブルースやギャンブル好きでしたが・・。」

「ところで、そのロバート・ジョンソンから受けた影響はやっぱり大きいですかね?」

「いいや。スキップ・ジェームズとかブラインド・ブレイク、チャーリー・パットン、サン・ハウスほどでは無いな。」

「どういうギターを使ってはりますのん?」

「安物のヤマハ製のギターや。」

「エレクトリック・ギターも弾きます?」

「弾くよ。アイバネス製のセミ・アコや。」

「ギターを上手く弾きこなせるようになるまで、どのぐらいかかりましたか?」

「6時間。」

「プロのレコーディング・ミュージシャンになろうとは思いませんか?」

「なれたら結構なことやろうけど・・・。なんぼブルース人気が回復傾向にあると言っても、まだまだマイナーな音楽やし、十分な金が稼げるとも思えんやろ。レコーディングなんかより観客の前で演奏するほうが楽しいしね。」